わたしはディキンソンの"ひとり思う"
といった感じが好きだ。
"ひとり思う"のはとっても自由。
だけど だからこそ孤独だ。
でも、だれにも頼まれもしないのに
"ひとり思う"から 根っこも育つんだろうなぁと思う。
そこには原点とか足場みたいな
なかなか大事なものがあるなと詩をながめつつ・・
"ひとり思う"からといって
自己完結なんて小さな意味じゃなく
自分以外の存在へ わたしの枝や葉っぱをのばすとき、
できれば丈夫な根っこからはじめたい。
「枯れているように見えても
根っこさえ生きてれば大丈夫。」
と、庭仕事が好きな友人が教えてくれた言葉を、
ちょっと都合よく思い出す。
で、思う。
なすべきことではなくて、
"ひとり思う"ことができるような
そういうことを根っこにしたいな と。
そういうことを根っこにしたいな と。
暮らしの中でふとひとり思う、そういうことを。