2013/04/26

旅するポポタム

旅するポポタムさんと一緒に、
ちょこっとわたしの作品も旅にでます。
どうぞお立ち寄りくださいね〜

2013/04/25

はじめてであう日本文学

「はじめてであう日本文学」の装画を描かせていただきました。
ぞっとする話、奇妙な物語、食にまつわる話の3冊です。
よく知られたお話もありますが、実はなかなか、
知られざる名作揃いです。ぜひ。


「はじめてであう日本文学」

紀田順一郎 監修 / 成美堂出版


ぞっとする話
注文の多い料理店・宮沢賢治、迷い路・小川未明、魔術・芥川龍之介、
道連・内田百閒、耳なし芳一のはなし・小泉八雲、薔薇の幽霊・川端康成、
かくれんぼ・吉屋信子、花火・三島由紀夫、 モナリサ・夏目漱石、
鏡地獄・江戸川乱歩

奇妙な物語
羅生門・巌谷小波、黒い人と赤いそり・小川未明、象の鼻・江戸川乱歩、
果心居士・小泉八雲、藤の実・寺田寅彦、不思議な魚・室生犀星、
猫が物いう話・森銑三、谷・宮沢賢治、幻覚の実験・柳田國男、
手品師・豊島与志雄、アグニの神・芥川龍之介、白馬・川端康成、
星を造る人・稲垣足穂、硝子戸の中・夏目漱石

食にまつわる話
餓鬼の飯・壷井栄、砂糖の用い方・獅子文六、フランドン農学校の豚・宮沢賢治、
小僧の神様・志賀直哉、陰翳礼讃・谷崎潤一郎、芋粥・芥川龍之介、
蒲鉾・内田百閒、風琴と魚の町・林芙美子、うどんの岡惚れ・泉鏡花

2013/04/22

ずっと

drawing : kiyoko sakata

ずっと欲しかった写真絵本
「A legend of paradise」をとうとう注文。
届くのをどきどき待っています。

上の絵は それとちっとも関係ないけど、

淋しくならないように、いたずら描きを。

パジャマ姿のわたしとリンジジです。

2013/04/16

蝶番

蝶番


蝶番は はずれたまま、

あなたの帰りを待っていました。

ひとこと、

「おかえりなさい」をいうために

あなたがさみしくないように

蝶番は はずれたまま、

あなたの帰りを待っていました。

曇った日も、晴れた日も。


2013/04/15

ル・アーヴルの靴みがき

Le Havre

アキ・カウリスマキ監督の映画、
ル・アーヴルの靴みがきを観ました。

ぼんやりと薄暗いもやの中に、
ほんの少しだけのぞく希望のひかり。
どこまでも物悲しくて可笑しくて優しいな。。

希望は絶望のさきにある。

2013/04/13

詩のページ

drawing : kiyoko sakata

このサイトの右側にリンクして、

自作の詩のページをつくりました。

わたしにとって詩は、気負いなく、

素直な気持ちに近いことばや思いを書く方法です。
論理的でなくて、うまく伝えられない感情とか、
変な空想とか妄想とか・・・

否応なしに放出してしまう蒸気みたいなもので、
ときどきつまづいて見つめる石ころみたいなものです。

当分は、以前に書いていたものを
ちょこちょこと更新の予定。


2013/04/12

ふと


Sigur Rós - Varúð


目にみえているものとか、
書いてあることばそのものよりも、
その向こう側を想像させてくれるものに惹かれる。
だから面白いものはなんどでも面白い。
そのたびに違うから。

なにも言っていないようで なにか言っている、
そんな矛盾がいいです。

前のサイトにも貼っていた、わたしの好きな映像と音楽。

2013/04/11

3月の終わりに


3月の終わりに、

手から手へ展開催中の安曇野ちひろ美術館で
"きてきての木" ワークショップに参加しました。
子どもも大人も一緒くたになって、
つくることを満喫した一日でした。

安曇野ちひろ美術館を訪れたのは 
今回はじめてだったけど、
ところどころに遊び心のある作品が飾ってあって、
音をだしたり、のぞき込んだり、昔からなぜか好きな
 "渡り廊下" もあって、うれしくなりました。
(ちょっとだけ、きゅうに外に出られるとこが好き)

なにより感心してしまったのは、

その建物も、さりげなく置かれた作品や彫刻も、
美しいのに どこか あったかいこと。
ちひろさんの人柄がにじんでいるのかなぁ。

このときはじめて、手から手へ展もじっくりと観賞できました。

いままで写真でしか みていなかった作品の数々。
やっぱり実際みるのと、その違いに驚きました。
迫力にうなったり、ユーモアに笑ったり、
眠っていた感覚を コツコツとノックされているみたい。

どうか足を運んで リラックスして

ぜひ、作品を体感してもらいたい展示です。
わたしの実感として。

そうそう、カフェのババロアもおすすめです。


手から手へ展公式サイト

安曇野ちひろ美術館ブログ

2013/04/05

ポポタム チャリティー展





ポポタムさんのチャリティー展出品作品です。
板絵は、約12.5cmのちっちゃなサイズですが、
1つずつ、気持ちを込めて描きました。


66人のチャリティー展 75名になりました!
2013年4月5日(金)〜14日(日) 
売上の40%は東日本大震災遺児と、
東電原発事故被害者の支援活動に寄付されます。

2013/04/03

ラパチーニの娘

装画:坂田季代子

版画を装画に使っていただいた本が、出版されました。

わたしも好きな "ウェイクフィールド" からはじまる、
6つの珠玉の短編です。

絵本の絵につづいて、ナサニエル・ホーソーンの
本の装画ということで、なにかご縁を感じます。

「ラパチーニの娘」

ナサニエル・ホーソーン短編集 / 阿野文朗 訳 / 松柏社 
装幀 / 熊澤正人・平本祐子(パワーハウス)

★収蔵作品
ウェイクフィールド
ブルフロッグ夫人
僕の親戚モノリー少佐
若いグッドマン・ブラウン
ラパチーニの娘