2015/07/26

コケジジ



えかきのこけし展で制作した
4つのコケジジが旅立ち、
なんとご依頼をいただいて、
ただいま5つ目を制作中です。

古くなればなるほど愛着がわく
手元に寄り添うお守りみたいに
なってくれればいいな。と、
早坂工人さんのぽってりとした木地の
気持ちいい手触りを楽しみつつ、
まるい頭をなでなでしながら作ってます。


2015/07/21

ダニエル


Daniel Johnston - Worried Shoes

ダニエル・ジョンストンのWorried Shoes
最近よく聴いている曲です。

とぼけた音色から純粋さがあふれてて、
だけどもチラチラと悲しみが見え隠れ。
子どもの頃の"かくれんぼ"みたい。
そんなとこが好きです。

2015/07/19

キネバスvol.4「旅号」

illustration / makoto ueda 

キネバスvol.4 出来上がりました。

今回は「旅号」として、
ゲストに植田真さん(!)を迎えて、
表を飾っていただきました。

選ばれた映画は、
「ストレンジャー・ザン・パラダイス」
STRANGER THAN PARADISE 

もともとはモノクロームの映画ですが、
植田さんのフィルターを通過して色付いた絵の
滲んでモヤモヤとした形なきカタチに、
むかし映画を観たときの感覚が引き寄せられて
もういちどあの頃に流されいく・・
そんな不思議な心地よさです
(はぁー。すてきだ。)

裏面ではゲストを含めた5人が、
それぞれ好きな旅にまつわる映画を、
またまた、絵と文章でご紹介しています。

ゲストを迎えて4号めとなったキネバスも、
どうぞ、楽しんでいただけますように!

映画新聞「Kinebus」
バックナンバー・shopなど
(shopにSUNNY BOY BOOKSさんが加わりました)

2015/05/26

KOKESHI EXPO


西荻窪の4つのお店で開催される
KOKESHI EXPO こけしエキスポ、
ウレシカ館「えかきのこけし展」に参加します。

このたびはじめて、
鳴子の工人さんが作ってくれたという
まっさらなのこけしを前に緊張のわたしを
我が家の古株こけしたちは、
ツヤツヤとぼけた顔で見つめております。
いったいどうなるのだろうか・・ドキドキ・・

どうぞ4つのパビリオンを巡って、
もうすぐ生まれるこけしたちにも、
ぜひ、会いに来て下さいね

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

KOKESHI EXPO こけしエキスポ


4つのパビリオン

伝統に知る  イトチ館(西荻イトチ)
古きに知る  にわとり館(にわとり文庫)
新しきに知る ウレシカ館(URESICA)
リサイクルこけし 西荻案内所

こけしブームといわれる昨今。

ブームが来ても来なくても、こけし工人さんが
こけしを作ることは 変わりません。
これから先の未来にも変わらずに
こけしが微笑み続けられるよう、
微笑むこけし を手にとって頂けるよう、
そんな願いを込めて、3つの「知る」をテーマに
西荻窪の4つのお店でKOKESHI EXPOを開催いたします。
イベントも盛りだくさんです。
是非、ご来場ください。


“新しきに知る” ウレシカ館

「えかきのこけし」展
2015年 6月4日(木)~6月15日(月)
*9日(火)休み open:12:00~20:00
*6日(土)、7日(日)の2日間のみ、
 西荻茶散歩のため11:00開店

出展作家 こけし5 
浅生ハルミン、いぬんこ、
COCHAE、佐々木一澄、杉浦さやか

+10人の絵描きたち

石井聖岳、石黒亜矢子、きくちちき、さかたきよこ、
霜田あゆ美、高畠那生、たんじあきこ、
tupera tupera、どいかや、松成真理子

ワークショップ

「ミニこけしに絵付けしよう」
講師:杉浦さやか
日時:6月13日(土)
1回目 13:00~15:00/2回目 16:00~18:00

詳細:ウレシカ館 / 展覧会・イベントページ

こけし愛と造詣の深い5名の作家

“こけし5(コケシファイヴ)”と絵本作家やイラスト
レーターなど10名の絵描きによるこけしの展覧会。
鳴子の工人さんが形どった白木に、
作家15名が絵付けしたこけしを展示販売する他、
中古こけしをリユースして新たに絵付けした
リサイクルこけし、こけしモチーフの作品、
雑貨、書籍の販売など盛りだくさん。
こけし5のこけし自慢コーナーも予定しています。

2015/05/20

ありがとうございました




京都プチタム
タダジュン・さかたきよこ
「メルヒェンとダンス展」

おかげさまで 無事に、
充実の会期を終えることができました。

いつもあっという間に時間が経ってて
ご挨拶が遅くなってくると、
お礼の文章さえ書きあぐねるのですが、
せめてここでことばにしておきたいと思います。

展覧会へ足を運んでくださった皆さま、
上映会やWSにご参加いただいた皆さま、
そしてたくさんお世話になった方々へ、
本当にありがとうございました!

よき出会いに恵まれて、
これからの制作へのいい節目となりそうな、
そんな予感のする京都プチタムへの旅でした。

展示の様子、works
ちょこっと写真をアップしたので、
どうぞご覧くださいね。

この後も、京都・出町柳のプチタムでは
異次元の雰囲気あふれる柳アパートにて、
7月いっぱい作品を展示いただきます。
不定期の営業日については、
プチタムツイッターご確認ください。

またぜひ、京都へうかがいたいです。
そしてyugueで美味しいご飯を食べるのだー。



2015/04/02

5月、プチタム と yugue へ



青い馬


青い馬が肩にのっている

青い馬はときどきえさを欲しがる他は、

ずっとおとなしくしている

胸ポケットにひと掴みの藁をしのばせて、

青い馬がどこかへいってしまわないように

いつも気を配っている


「特異点 とくいてん」第一号より
文 さかたきよこ 絵 タダジュン


京都 での展示とイベントのお知らせです。
(*情報を更新しました 2015.4.2)

 版画と映像の展覧会 
「メルヒェンとダンス」
 タダジュン さかたきよこ

会期:2015年5月1日(金)~6日(水・祝)
時間:14:00~19:00(初日のみ17:00~19:00 最終日17:00まで)
   入場無料・会期中無休   
会場:プチタム 京都市左京区 田中上柳町21 柳アパート2階 17号室
   京阪電車・叡山鉄道「出町柳駅」すぐ、レンタサイクル屋さんの北隣、
   柳アパート内、左奥の階段を上がってすぐの小さな部屋です。

●下鴨yugueにてオープニングイベント、ワークショップあり

●7月末まで作品の一部を引き続き展示いたします。


オープニングイベント
会場:下鴨 yugue 京都市左京区下鴨松原町4-5
( プチタムより徒歩7分)

●『midnight lalalala・・』上映会 &トーク
 5.1(金) 20:00~21:00
(1000円・おみやげ版画付)
映像作品『midnight lalalala・・』上映します。

終了後に、yugueのご飯と飲み物で懇親会があります。
どなたさまもご参加ください。

● 紙版画ワークショップ
 5.(土) 13:00~17:00
ドリンク付2500円・定員12名 / 要予約)
ポストカードサイズの紙版画を1人1枚制作、
その場で刷ってお持ち帰りいただけます。

持ち物:汚れてもよい服装(エプロン)、はさみ、
えんぴつ、消しゴム。下絵はなくても大丈夫です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お問合せ&イベントのご予約は
popotame@kiwi.ne.jp 03-5952-0114 ポポタムまで

京都プチタムは、東京・目白のブックギャラリーポポタム
のサテライトショップです。(不定期営業・電話なし)
最新情報はプチタムツイッターをご覧ください。@petitame_shop
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


昨年、東京・目白のブックギャラリーポポタムで
開催した版画と映像の展覧会が、このたび、
京都プチタムへ巡ります。

版画素材をもとに作った映像作品
midnight lalalala・・』の押入れ上映や、
共作の冊子『特異点 とくいてん』の原画と、
新たな版画作品を展示・販売いたします。
どうぞ、アパートの扉を開けてプチタムへ。

タダジュンとさかたきよこは5月1日・2日、
プチタム と yugue へまいります 。
ぜひ、お立ち寄りください!

2015/03/18

「銀貨が降る」木太聡 独奏会




2015年3月28日(土)西荻tokiさんで、
「minä perhonen 2015 → Spring / Summe」
音楽等を手掛けるピアノ・トイピアノ演奏家
木太聡さんの独奏会「銀貨が降る」が開かれます。

ゲストとして佐立努さん(vo.gt)とともに、
映像「midnight lalalala・・」で、
タダジュン・さかたきよこも
参加させていただくことになりました。

tokiのサトウさんは、昨年12月、
ポポタムでの展示に2度も足を運んでいただき、
「midnight lalalala・・」をずっと気にかけてもらっていて、
今回こちらの独奏会で映像作品を上映できることを
本当にうれしく思います。

そして、ギャラリー分室では、
鈴木恵美さん+川島秀俊さんの展覧会
「モンシロチョウの青い箱」が開催されます。
こちらもとても楽しみです。


木太聡(ピアノ・トイピアノ) 独奏会「銀貨が降る」
3.28(土) open19:30 start 20:00 
予約2,000円 当日2,500円(共に1ドリンク・お通し付き) 
ご予約・お問い合わせは infotoki@wwpp.jp まで
場所:西荻toki / Gallery分室

2015/03/07

5月京都へ


5月の京都で、タダジュンとともに特異点の展示と、
映像作品の上映をさせていただくことになりました。
場所は出町柳のプチタムさんと、下鴨のyugueさんです。
詳細はまたここでお知らせしたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いします。

テクテク京都へ、楽しみです。

2015/02/20

音号だよー



映画新聞キネバス vol.3出来ました。
今回は音がテーマの音号です。

タダジュンたんじあきこ吉田晃、さかたきよこ

の4人が、音にまつわる映画を絵と文でご紹介しています。

このたび、初の表面を担当しました。
選んだ映画は「ひかりのまち」、
上の絵は登場人物の一人、27才のナディアです。

2015/02/13

もがもが



挿絵の絵でんでんむしのかなしみ」です。
ながめてたら、また銅版で描きたくなってきた。
ぼわっと思いついたとたんすんなり描ける、
そんなアトリエにしたいなぁともがもがしてる2月です。

2015/01/26

さすらい


日々をさすらいつつworksを更新。
作品は紙版画の「ミッドナイト・ララララ2」です。

 "さすらう" という言葉、
何気なく辞書で調べてみたら
"流離う" と書くとはじめて知りました。
流れて離れてく・・いまいる場所から?
旅みたいでいいですね。

さて、先日ご依頼をいただき、
B-Bookstoreさんで本を紹介させていただきました。
ページはこちら、大好きなゴフスタインの1冊です。
アフェリエイトでの収益の一部が東北への義援金になるそうです。
とてもいい絵とお話なので、ぜひ。

2015/01/16

2015



2015ホヤホヤニュースです。

文 さかたきよこ / 絵 タダジュンによる
ブックレットシリーズ「特異点とくいてん」第一号、
お店に置いていただけるようになりました。

東京目白のブックギャラリーポポタムさんでは、
お店と新しく出来た通販ページから、
西荻窪のウレシカさんではお店に並べていただきました。
また、midnight lalalala・・展の上映作品から作った
ポストカード5枚セット(再生紙)も、ポポタムさんと
ウレシカさんでのお取り扱いがはじまりました。

昨年は展示をとおしていい出会いにめぐまれたなぁと
あらためて、ご来場に心から感謝です!

と、ものすごーく思ってたのに
すぐに言葉にできないままに
あっと言う間に時が経ってしまった2014・・

はじまった2015年は、
胸のうちで眠らせたままでいたものを 
もっと外へ放っていけるような、
そんな1年にしたいなと思います。

それでは今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

2014/11/28

ミッドナイト ララララ・・


midnight lalalala・・展、
11月28日(金) からはじまります。

今日はポポタムへ搬入に出かけて、
映像の上映とともに版画を展示する部屋に、
小さな電灯を灯してきました。

ぼんやりと見えづらいところもありますが、
薄灯りの下でみる、ちょっと影に溶けたような版画もまた
魅力的だと思っていただけるとうれしいです。

映像は、
版画で使う材料を使って、
一枚ずつ写真を撮影して作りました。

写真は何枚撮ったんだろう・・

クタクタになりつつも、
絵が動くことがうれしくておもしろくて、
夢中で作りました。

映像のなかには、
長年わたしが描いているお守り動物、
ねこライオンのリンジジも登場します。

版画はそれぞれ個人の作品と、わたしの文章に
タダが絵を描いたものを展示しています

28日は、終日会場にいる予定です。

いろんな出来事があった一日も、
帰り道には ララララ・・・と
鼻歌をうたってもらえますように。

それでは、どうぞよろしくお願いいたします。

さかたきよこ

在廊予定日(時間:15:00頃〜)
11月 28日(金) 終日、29(土)、30(日)
12月 6(土)、7(日)、9(火)


midnight lalalala・・展
タダジュン / さかたきよこ
版画と映像の展覧会

会 期:2014年11月28日(金)〜12月9日(火)
時 間:12 : 00〜19 : 00
東京都豊島区西池袋 2-15-17  地図
03−5952−0114
定休日:水・木曜日 入場無料
*金曜は 〜 20 : 00まで
最終日12/9(火)19時よりクロージングパーティー

11月28日(金)からはじまる展覧会のお知らせです。
版画などの作品とともに、映像を上映いたします。

ぜひ、お立ち寄りください 。

2014/11/01

midnight lalalala・・展


midnight lalalala・・
タダジュン / さかたきよこ
版画と映像の展覧会

会 期:2014年11月28日(金)〜12月9日(火)
時 間:12 : 00〜19 : 00
東京都豊島区西池袋 2-15-17  地図
03−5952−0114
定休日:水・木曜日 入場無料
*金曜は 〜 20 : 00まで
最終日12/9(火)19時よりクロージングパーティー


11月28日(金)からはじまる展覧会のお知らせです。
版画などの作品とともに、映像を上映いたします。
先日DMも出来上がり、ただいま制作真っ最中。
ぜひ、お立ち寄りください 。



2014/09/19

いつどこをひらいてもいいんだよ

近頃は、
いつどこをひらいてもいいんだよ 
言ってくれているような本を読むことが多い。

詩集はたまたま開いたところを読むし、
絵本は絵や写真を気ままに眺めて
そこにあることばをモグモグ反芻してみたり、
短編小説は気になるタイトルを一話だけと、
かなりいい加減に楽しんでいる。

それで、ときどきそこにわたしなりの、
特別とか本物見つけてゾクっとするのだ。

この前も突然ポッカリと時間が空いて、
地下鉄の駅ナカにある喫茶店で、たまたま
古本で買って持っていた「アメリカ名詩選」を開いた。

たまたまT.S.エリオットのページで、
「そういえば高校の生物の先生が、
この人を紹介してくれたな」とか思い出しつつ、
何気なく読んでゾクっとした・・

都心の地下鉄の喫茶店で珈琲を飲んでいるわたしのあたまの中で、
"街の角では馬車馬がただ一頭、湯気を吐き吐き足踏みをする"のだ。

その後は、普段通りの日常にもどって、
ふつうに人に会ったりするのだけど、
さっきまでの気分も世界も、読む前とは全然違う。
そういうことが起きるのが、面白くてほんとうに好きだ

いつか、こんどは夏の終わりの夕暮れじゃなくて、
詩と同じような冬の日の午後六時に同じページを
もう一度、開くことがあるかもしれない。
そう期待して、それを忘れてしまうのもまた面白い

何度も開いたり、眺めたりしたくなる本はいいな。

そういう本を、少しずつ間をあけながら、
生活のなかで繰り返し読みたい。
食べるみたいに。

そんなこと思います。


Preludes T.S.Eliot

I

The winter evening settles down
With smell of steaks in passageways.
Six o'clock.
The burnt-out ends of smoky days.
And now a gusty shower wraps
The grimy scraps
Of withered leaves about your feet
And newspapers from vacant lots;
The showers beat
On broken blinds and chimney-pots,
And at the corner of the street
A lonely cab-horse steams and stamps.

And then the lighting go the lamps.



前奏曲集 T.S.エリオット

I

冬の日暮れが腰をすえる、
路地うらのステーキの匂いとともに。
六時です。
煙たい日々の燃えのこり。
それから吹き降りのにわか雨に、
煤まみれの枯葉のくずや、
空き地からきた新聞紙が
しつこく足にまといつく。
雨脚がこわれたブラインドや、
煙突の先に叩きつけ、
街の角では馬車馬がただ一頭、
湯気を吐き吐き足踏みをする。

それから街灯に灯が入る。


岩波文庫「アメリカ名詩選」亀井俊介・川本皓嗣編より
こちらがそのときの、T.S.エリオットの詩の一部です。
詩 "前奏曲集" は I〜IVの4つに分かれています。
II〜IVと、つづきが気になる方はぜひこちらの本で。
装画はアンドリュー・ワイエスの "クリスティーナの世界" 、
とてもかっこいい本です。下の注釈もおすすめ。
注釈で、この詩が学生エリオットの作だと知り、
情景がいっそう胸にせまるのでした。